太陽光パネルを利用した水耕栽培
太陽光パネルを利用した水耕栽培を当店では毎年実験しています。
太陽光パネルの利用は2種類。
1つは太陽光パネルに
①20Wの太陽光発電パネルに12Vの別購入のポンプを直結させて太陽が当たっている時だけポンプが稼働するもの。

②125Wの太陽光発電パネルに充放電制御版・インバーター・バッテリーをつけて24時間稼動可能にさせたもの。


少々曇や雨が続いても平気なように②は大きめの太陽光発電パネルを設置しました。
この装置なら1週間程雨や曇でも24時間ポンプが止まることなく稼働しています。
でもとても大きなパネルに制御版やバッテリー、たった6Wのポンプを稼働させるために
あまりにも大きな設備が必要です。
しかし、そもそも植物は太陽が当たっている時に光合成をしたり蒸散をしたり
多くの活動をしています。
ならば①の太陽光が当たっている時だけポンプが稼働していれば十分ではないか?
それが可能であれば太陽光パネルの利用も簡易で単純な装置で済みます。
そこで①での第1回栽培実験を行なってみました。

↑手前が太陽光が当たっている時だけポンプ稼働のトマト
奥が24時間ポンプ稼働の通常の水耕栽培トマト。

↑24時間稼働(6/9の様子)
葉のボリュームが違うのがわかりますか?
6/30の様子では

↑太陽光照射時のみ稼働(6/30)

↑24時間稼働(6/30)

左 24時間稼働トマト 右 太陽光照射時稼働トマト(7/21の様子)

左 24時間稼働トマト 右 太陽光照射時稼働トマト(8/23)
右が枯れ始めています。トマトサビダニという害虫の被害があっという間に広がりました。

8/26のトマトサビダニの被害が大きくなったときの様子。

一方、24時間稼働のトマトは元気です。
その後以下のように10月まで栽培を続けました。

やはり日が当たっていない時間に液肥の循環が止まることは植物へのダメージは大きいようです。
太陽光照射時稼働のトマトの根はこんなふうになっていて、根がずいぶんいたんでいました。
これがトマトサビダニの害を広げて一度にダメになってしまった要因だと思います。

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そこで第2回太陽光パネル栽培実験では太陽光照射時稼働の養液に根が傷みにくいように
微生物の資材を投入しました。
その時の栽培はミニトマトでこんな具合になりました。

左 太陽光照射時稼働ミニトマト(微生物資材入)
右 24時間稼働ミニトマト (6/22の様子)

左 太陽光照射時稼働ミニトマト(微生物資材入)
右 24時間稼働ミニトマト (7/7の様子)

7/17の様子

8/4の様子
このように24時間稼働の水耕栽培ほどの生育ではないにしても、
十分家庭で水耕栽培を楽しむ程度には育ってくれました。
ちなみに根はこんな感じでした。
この場合は夜間は完全に停止するのですが(曇であれば稼働)、
それなりに生長しました。
その時の根はこんな感じ。



よく育ったミニトマトの24時間稼働の根が以下のような感じですから、
環境による違いで根も姿形を変えることが分かってもらえるでしょうか。


いいとか悪いではなく、間欠運転の環境と24時間稼働の環境では根がこんなふうに変わるのです。
②のような複雑で過大な太陽光パネル装置をつくらなくても、
①のような簡易で単純な装置での太陽光パネルを利用した水耕栽培が
微生物の力を借りることで十分楽しめると判断しています。

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太陽光パネルの利用は2種類。
1つは太陽光パネルに
①20Wの太陽光発電パネルに12Vの別購入のポンプを直結させて太陽が当たっている時だけポンプが稼働するもの。

②125Wの太陽光発電パネルに充放電制御版・インバーター・バッテリーをつけて24時間稼動可能にさせたもの。


少々曇や雨が続いても平気なように②は大きめの太陽光発電パネルを設置しました。
この装置なら1週間程雨や曇でも24時間ポンプが止まることなく稼働しています。
でもとても大きなパネルに制御版やバッテリー、たった6Wのポンプを稼働させるために
あまりにも大きな設備が必要です。
しかし、そもそも植物は太陽が当たっている時に光合成をしたり蒸散をしたり
多くの活動をしています。
ならば①の太陽光が当たっている時だけポンプが稼働していれば十分ではないか?
それが可能であれば太陽光パネルの利用も簡易で単純な装置で済みます。
そこで①での第1回栽培実験を行なってみました。

↑手前が太陽光が当たっている時だけポンプ稼働のトマト
奥が24時間ポンプ稼働の通常の水耕栽培トマト。

↑24時間稼働(6/9の様子)
葉のボリュームが違うのがわかりますか?
6/30の様子では

↑太陽光照射時のみ稼働(6/30)

↑24時間稼働(6/30)

左 24時間稼働トマト 右 太陽光照射時稼働トマト(7/21の様子)

左 24時間稼働トマト 右 太陽光照射時稼働トマト(8/23)
右が枯れ始めています。トマトサビダニという害虫の被害があっという間に広がりました。

8/26のトマトサビダニの被害が大きくなったときの様子。

一方、24時間稼働のトマトは元気です。
その後以下のように10月まで栽培を続けました。

やはり日が当たっていない時間に液肥の循環が止まることは植物へのダメージは大きいようです。
太陽光照射時稼働のトマトの根はこんなふうになっていて、根がずいぶんいたんでいました。
これがトマトサビダニの害を広げて一度にダメになってしまった要因だと思います。

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そこで第2回太陽光パネル栽培実験では太陽光照射時稼働の養液に根が傷みにくいように
微生物の資材を投入しました。
その時の栽培はミニトマトでこんな具合になりました。

左 太陽光照射時稼働ミニトマト(微生物資材入)
右 24時間稼働ミニトマト (6/22の様子)

左 太陽光照射時稼働ミニトマト(微生物資材入)
右 24時間稼働ミニトマト (7/7の様子)

7/17の様子

8/4の様子
このように24時間稼働の水耕栽培ほどの生育ではないにしても、
十分家庭で水耕栽培を楽しむ程度には育ってくれました。
ちなみに根はこんな感じでした。
この場合は夜間は完全に停止するのですが(曇であれば稼働)、
それなりに生長しました。
その時の根はこんな感じ。



よく育ったミニトマトの24時間稼働の根が以下のような感じですから、
環境による違いで根も姿形を変えることが分かってもらえるでしょうか。


いいとか悪いではなく、間欠運転の環境と24時間稼働の環境では根がこんなふうに変わるのです。
②のような複雑で過大な太陽光パネル装置をつくらなくても、
①のような簡易で単純な装置での太陽光パネルを利用した水耕栽培が
微生物の力を借りることで十分楽しめると判断しています。

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