屋外ビニールハウス・室内窓際で越冬したミニトマトの栽培比較
2018年→2019年の冬、3つのパターンで越冬したミニトマトの栽培をご紹介します。
それぞれのミニトマト君がそれぞれの環境でできる精一杯の生長をしてくれました。
前回紹介した「屋外栽培のまま、たまたま偶然越冬したミニトマトの栽培経過」もご参照ください。
①屋外で偶然越冬(全く何も対処せず、たまたま越冬したミニトマト)
2018年春定植→2018年夏に株元が傷みしおれる→対応してすこしずつ回復→越冬→2019年6月再収穫→2020年1月まで収穫

今回は②③の事例のご紹介です
②ビニールハウスで囲って越冬
2018年9月挿し芽→12/27屋内窓際に移動→2019年2/8初収穫→4/7屋外へ→12月まで収穫
③室内窓際で越冬
2018年9月挿し芽→12/7ビニールハウス内へ→2019年3/8初収穫→4/20屋外へ→12月まで収穫
9/10挿し芽
元気なシュガープラム・濃いあまの脇芽を取って、屋内で水に浸けました

9/15
挿し芽5日後
根が出てきたので、屋外のホームハイポニカ601型に定植しました。

9/28
順調に生育しています。

10/16・11/6の様子
秋なので春ほど旺盛な生育ではないけれど、順調に生育。

12/7
濃いあまの方を屋外のビニールハウスに入れました。

このビニールハウス、密閉されたビニールハウスではありません。
穴空きのビニールを使用しています。
理由は程よく換気するためです。
ビニールハウスは密閉に近づけることで温度を保つメリットもありますが、逆に高温になりすぎたり、湿気がたまりすぎて病害虫が増えたり、いいことだけではありません。
今回、霜や雪、極端な冷気から守ることを目的でビニールハウスを設置しました。
ストーブなどの加温機能がないので、夜温は下がりますし、お天気じゃないと温度は上がりません。
農家さんが利用するビニールハウスはもっと大きく、空間が広いので温度や湿度の変化が極端になりにくいですが、小さいビニールハウスは環境変化が極端になりすぎることに注意する必要があり、あえて穴空きのビニールハウスにしました。
ビニールハウスについて以下の記事もご参照ください
「ビニルハウスを使うとどれだけ終了UP?」
「ビニルハウスを使うデメリットを知って効果的に利用しよう」
「比較栽培実験の結果 ビニルハウスの有無のメリットデメリット」
12/14の様子

12/27の様子
屋外で栽培していたシュガープラムを室内の窓際に移動させました。

設置した室内はほとんど物置状態で人が利用しない南側の部屋です。
お天気がいい日は日差しがあり、気温が上がりますが、ストーブなどの加温はしていないので、曇りの日は気温が低く、早朝も屋外程ではないけれど、冷えると10℃を切る日もあります。
2019年1/16の様子
ビニルハウス内の濃いあまの葉色が悪くなってきました。
トマト類は寒さに当たるとまず葉色が紫色になってきて、白っぽく脱色したようになってきます。

2/8
屋内窓際のシュガープラムは初収穫!
糖度は9.0で甘くておいしい!

一方、ビニールハウス内の濃いあまはどんどん葉色が悪くなります。
念のため肥料不足かもと、液肥を更新してみるも、一向に回復せず。
同じような経験があるので、この時期の葉色が悪くなるのは液肥の問題より寒さの問題だと思われます。

2/26
室内窓際のシュガープラム
ぽかぽか窓際で伸び伸び生長。
更に収穫。糖度10.0 9.5ととっても甘い

2/26
ビニルハウス内濃いあま
葉色は悪いままだが、すこしずつトマトが赤くなりかけている。

3/8
ビニルハウス内濃いあま
初収穫 糖度6.7だが中玉でこの糖度、とってもおいしかった
外気に近い箇所の葉色は悪いままだが、株元や葉に覆われた内部の生長点は正常な緑の葉が出てきた。

3/30
室内窓際シュガープラム
ぽかぽか窓辺で75個の大量収穫。糖度は11もあってとっても甘くておいしい。

4/7
室内窓際シュガープラムを屋外に移動

窓際栽培を屋外へ移動するタイミングはいつも悩みます。
室内窓際は確かに温度の条件はいいですが、日差しの条件が春になると徐々に悪くなってきます。
室内の日差しの条件についてはこちらの記事をご参照ください。
「窓際と屋外との照度の違い やっぱりお外でしっかり太陽が一番」
弱い日差しのもとで育っている植物を強日照の環境に移動すると、葉焼けを起こすことがあります。
では、早く屋外に出せばいいかと言うと、4月は急な寒気があったりして、タイミングが悪いと気温変化のストレスやほぼ無風環境だったところから、風がある環境への変化についていけないこともあります。
完璧な移動タイミングはなく、どうしても日照・温度・風・雨など変化は小さくても必ずあり、萎れて生長が一時停止することはよくあることです。
今回の場合も少し萎れはありました。
4/9
ビニルハウス内純あま
暖かくなってきて、多くの生長点が通常の葉色になってきました。
元気に若芽を出しています。

4/13
室内から屋外に移動したシュガープラム
屋外の環境にも馴染み、105ケのミニトマトを収穫。
糖度は11.5も!甘くておいしい。
この時期にミニトマトを収穫できるのも、冬場室内窓辺で養生したおかげです。

4/13
ビニールハウス内濃いあま
こちら冬の寒気をビニールハウスに遮ってもらい、3月からの暖かさで生長して、69ケも収穫。
糖度も9.0 8.0ととってもおいしいです。

4/20
ビニールハウスの濃いあま
ビニールハウス内から屋外へ出しました。
室内窓辺から屋外に移動するタイミング程ではないけれど、ビニールハウス内から屋外に出すタイミングも同様に悩みます。
多少のショックは致し方ないですが、4月中旬には屋外環境に移動させたいです。

6/6
濃いあまは6/6までに557ケ収穫

シュガープラムは6/6までに810ケ収穫

9月挿し芽で2月や3月から収穫開始しているので、以下の4月に苗を定植したミニトマトよりも春の段階でたくさん収穫できるのがミニトマトを越冬させるメリットです。
6/11
4月13日に買ってきた苗を定植したミニトマトはここでやっと収穫開始です。

7/26 シュガープラム
半面、春にたくさん実をつけて収穫するので弱るのも早い傾向にあります。

8/2 濃いあま

9/5
9月になって少し涼しくなると夏のダメージから一時休んだ樹が新しい芽を出させ始めます。


10/10
2018年9/10挿し芽なので1年を超えて栽培していることになります。


11/7の様子
濃いあまは1638ケ シュガープラムは2037ケ収穫してます

2020年1/8の様子
寒さですっかり枯れ、実も落ちました。
12/16に最終の10ケを収穫して 1858ケ収穫して栽培を終わりました。

シュガープラムの方も12/1に22ケ収穫したのが最後で通算2236ケ収穫して栽培が終わりました。

9月に挿し芽をして室内窓辺で越冬したシュガープラムとビニールハウス内で越冬した濃いあまの栽培経過をご紹介しました。
霜や雪に当たらなければ低温でも温暖な瀬戸内地域では越冬が可能でした。
3月4月に種まき・苗から栽培するようりもうんと早く、2月3月から収穫開始し、4・5・6月にたくさん収穫できるのが秋挿し芽、越冬栽培のいいところです。
ただ、春にたくさん実をつけるので、夏の弱りは早い気がします。
とまとんの僕の話も聞いてよ

9月に挿し芽をしても霜や雪に当たらないようにすればトマトも越冬できるんだよ。
でも、光の条件や温度の条件、湿度の条件など気にして欲しいです。
特に、室内から屋外へ、ビニルハウス内から屋外へ移動する時はどうやっても、僕たちにとっては急な環境変化でダメージがあるんだ。
そのタイミングはよーく考えて天気予報を見て先に低温がないか確認して移動させてね。
移動前に少しずつ窓を開けて外気の風に当ててくれると、少しずつ慣れることができるよ。
早く収穫できるけど、その分、夏の暑さの頃、弱りやすい可能性もあるんだ。
だって春からずっとたくさんの実をつけてきたんだから。
どんな植物もその時その時に一番できることを精一杯して生長してるんだ。
だから、育てる環境によって結果は違うけど、他の条件の植物と比べて、一時的な結果だけ見て僕たちが悪いとかいいとか評価しないで。
悪い時もあればいい時もあるんだよ。
いろんな時期のいろんな条件でがんばってる僕らを見てください。
とまとんでした

他にも水耕栽培の事例を紹介するね。

ホームハイポニカ601型で1株から2224ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカSarah(サラ)で1株から5145ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカ601型で1株から207本キュウリをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカ601型で1株から183ヶジャンボピーマンをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカ303型で2株から18玉の小玉スイカを収穫した栽培事例の記事はこちら
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Q&Aブログで丁寧に説明することで多くの方にもっと水耕栽培を楽しんでいただけるようにしたいと思っています。
ですのでご質問は当店とってとてもありがたい情報です。
是非お気軽にお問い合わせくださいね。
水耕栽培と言っても簡単な自作水耕からハイポニカまでいろいろですから、お迷いの方は以下をご参照ださいね。

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それぞれのミニトマト君がそれぞれの環境でできる精一杯の生長をしてくれました。
前回紹介した「屋外栽培のまま、たまたま偶然越冬したミニトマトの栽培経過」もご参照ください。
①屋外で偶然越冬(全く何も対処せず、たまたま越冬したミニトマト)
2018年春定植→2018年夏に株元が傷みしおれる→対応してすこしずつ回復→越冬→2019年6月再収穫→2020年1月まで収穫

今回は②③の事例のご紹介です
②ビニールハウスで囲って越冬
2018年9月挿し芽→12/27屋内窓際に移動→2019年2/8初収穫→4/7屋外へ→12月まで収穫
③室内窓際で越冬
2018年9月挿し芽→12/7ビニールハウス内へ→2019年3/8初収穫→4/20屋外へ→12月まで収穫
9/10挿し芽
元気なシュガープラム・濃いあまの脇芽を取って、屋内で水に浸けました

9/15
挿し芽5日後
根が出てきたので、屋外のホームハイポニカ601型に定植しました。

9/28
順調に生育しています。

10/16・11/6の様子
秋なので春ほど旺盛な生育ではないけれど、順調に生育。

12/7
濃いあまの方を屋外のビニールハウスに入れました。

このビニールハウス、密閉されたビニールハウスではありません。
穴空きのビニールを使用しています。
理由は程よく換気するためです。
ビニールハウスは密閉に近づけることで温度を保つメリットもありますが、逆に高温になりすぎたり、湿気がたまりすぎて病害虫が増えたり、いいことだけではありません。
今回、霜や雪、極端な冷気から守ることを目的でビニールハウスを設置しました。
ストーブなどの加温機能がないので、夜温は下がりますし、お天気じゃないと温度は上がりません。
農家さんが利用するビニールハウスはもっと大きく、空間が広いので温度や湿度の変化が極端になりにくいですが、小さいビニールハウスは環境変化が極端になりすぎることに注意する必要があり、あえて穴空きのビニールハウスにしました。
ビニールハウスについて以下の記事もご参照ください
「ビニルハウスを使うとどれだけ終了UP?」
「ビニルハウスを使うデメリットを知って効果的に利用しよう」
「比較栽培実験の結果 ビニルハウスの有無のメリットデメリット」
12/14の様子

12/27の様子
屋外で栽培していたシュガープラムを室内の窓際に移動させました。

設置した室内はほとんど物置状態で人が利用しない南側の部屋です。
お天気がいい日は日差しがあり、気温が上がりますが、ストーブなどの加温はしていないので、曇りの日は気温が低く、早朝も屋外程ではないけれど、冷えると10℃を切る日もあります。
2019年1/16の様子
ビニルハウス内の濃いあまの葉色が悪くなってきました。
トマト類は寒さに当たるとまず葉色が紫色になってきて、白っぽく脱色したようになってきます。

2/8
屋内窓際のシュガープラムは初収穫!
糖度は9.0で甘くておいしい!

一方、ビニールハウス内の濃いあまはどんどん葉色が悪くなります。
念のため肥料不足かもと、液肥を更新してみるも、一向に回復せず。
同じような経験があるので、この時期の葉色が悪くなるのは液肥の問題より寒さの問題だと思われます。

2/26
室内窓際のシュガープラム
ぽかぽか窓際で伸び伸び生長。
更に収穫。糖度10.0 9.5ととっても甘い

2/26
ビニルハウス内濃いあま
葉色は悪いままだが、すこしずつトマトが赤くなりかけている。

3/8
ビニルハウス内濃いあま
初収穫 糖度6.7だが中玉でこの糖度、とってもおいしかった
外気に近い箇所の葉色は悪いままだが、株元や葉に覆われた内部の生長点は正常な緑の葉が出てきた。

3/30
室内窓際シュガープラム
ぽかぽか窓辺で75個の大量収穫。糖度は11もあってとっても甘くておいしい。

4/7
室内窓際シュガープラムを屋外に移動

窓際栽培を屋外へ移動するタイミングはいつも悩みます。
室内窓際は確かに温度の条件はいいですが、日差しの条件が春になると徐々に悪くなってきます。
室内の日差しの条件についてはこちらの記事をご参照ください。
「窓際と屋外との照度の違い やっぱりお外でしっかり太陽が一番」
弱い日差しのもとで育っている植物を強日照の環境に移動すると、葉焼けを起こすことがあります。
では、早く屋外に出せばいいかと言うと、4月は急な寒気があったりして、タイミングが悪いと気温変化のストレスやほぼ無風環境だったところから、風がある環境への変化についていけないこともあります。
完璧な移動タイミングはなく、どうしても日照・温度・風・雨など変化は小さくても必ずあり、萎れて生長が一時停止することはよくあることです。
今回の場合も少し萎れはありました。
4/9
ビニルハウス内純あま
暖かくなってきて、多くの生長点が通常の葉色になってきました。
元気に若芽を出しています。

4/13
室内から屋外に移動したシュガープラム
屋外の環境にも馴染み、105ケのミニトマトを収穫。
糖度は11.5も!甘くておいしい。
この時期にミニトマトを収穫できるのも、冬場室内窓辺で養生したおかげです。

4/13
ビニールハウス内濃いあま
こちら冬の寒気をビニールハウスに遮ってもらい、3月からの暖かさで生長して、69ケも収穫。
糖度も9.0 8.0ととってもおいしいです。

4/20
ビニールハウスの濃いあま
ビニールハウス内から屋外へ出しました。
室内窓辺から屋外に移動するタイミング程ではないけれど、ビニールハウス内から屋外に出すタイミングも同様に悩みます。
多少のショックは致し方ないですが、4月中旬には屋外環境に移動させたいです。

6/6
濃いあまは6/6までに557ケ収穫

シュガープラムは6/6までに810ケ収穫

9月挿し芽で2月や3月から収穫開始しているので、以下の4月に苗を定植したミニトマトよりも春の段階でたくさん収穫できるのがミニトマトを越冬させるメリットです。
6/11
4月13日に買ってきた苗を定植したミニトマトはここでやっと収穫開始です。

7/26 シュガープラム
半面、春にたくさん実をつけて収穫するので弱るのも早い傾向にあります。

8/2 濃いあま

9/5
9月になって少し涼しくなると夏のダメージから一時休んだ樹が新しい芽を出させ始めます。


10/10
2018年9/10挿し芽なので1年を超えて栽培していることになります。


11/7の様子
濃いあまは1638ケ シュガープラムは2037ケ収穫してます

2020年1/8の様子
寒さですっかり枯れ、実も落ちました。
12/16に最終の10ケを収穫して 1858ケ収穫して栽培を終わりました。

シュガープラムの方も12/1に22ケ収穫したのが最後で通算2236ケ収穫して栽培が終わりました。

9月に挿し芽をして室内窓辺で越冬したシュガープラムとビニールハウス内で越冬した濃いあまの栽培経過をご紹介しました。
霜や雪に当たらなければ低温でも温暖な瀬戸内地域では越冬が可能でした。
3月4月に種まき・苗から栽培するようりもうんと早く、2月3月から収穫開始し、4・5・6月にたくさん収穫できるのが秋挿し芽、越冬栽培のいいところです。
ただ、春にたくさん実をつけるので、夏の弱りは早い気がします。
とまとんの僕の話も聞いてよ

9月に挿し芽をしても霜や雪に当たらないようにすればトマトも越冬できるんだよ。
でも、光の条件や温度の条件、湿度の条件など気にして欲しいです。
特に、室内から屋外へ、ビニルハウス内から屋外へ移動する時はどうやっても、僕たちにとっては急な環境変化でダメージがあるんだ。
そのタイミングはよーく考えて天気予報を見て先に低温がないか確認して移動させてね。
移動前に少しずつ窓を開けて外気の風に当ててくれると、少しずつ慣れることができるよ。
早く収穫できるけど、その分、夏の暑さの頃、弱りやすい可能性もあるんだ。
だって春からずっとたくさんの実をつけてきたんだから。
どんな植物もその時その時に一番できることを精一杯して生長してるんだ。
だから、育てる環境によって結果は違うけど、他の条件の植物と比べて、一時的な結果だけ見て僕たちが悪いとかいいとか評価しないで。
悪い時もあればいい時もあるんだよ。
いろんな時期のいろんな条件でがんばってる僕らを見てください。
とまとんでした

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屋外栽培のまま、たまたま偶然越冬したミニトマトの栽培経過
2018年→2019年の冬、3つのパターンで越冬したミニトマトの栽培をご紹介します。
それぞれのミニトマト君がそれぞれの環境でできる精一杯の生長をしてくれました。
①屋外で偶然越冬(全く何も対処せず、たまたま越冬したミニトマト)
2018年春定植→2018年夏に株元が傷みしおれる→対応してすこしずつ回復→越冬→2019年6月再収穫→2020年1月まで収穫
②ビニールハウスで囲って越冬
2018年9月挿し芽→12/27屋内窓際に移動→2019年2/8初収穫→4/7屋外へ→12月まで収穫
③室内窓際で越冬
2018年9月挿し芽→12/7ビニールハウス内へ→2019年3/8初収穫→4/20屋外へ→12月まで収穫
まず、今回の記事では①のたまたま偶然、屋外のままで越冬したミニトマトの紹介です。
①2018年4/18 シュガープラム定植

2018年5/1開花

2018年6/17初収穫

2018年7/25順調に収穫し、327ケのミニトマトを収穫。

2018年8月
順調だったミニトマトが急にしおれ始める。

ぐったりじゃないけど、何となく弱ってるのが分かるかな?
写真じゃ伝わりにくいけど、かなりしおれて弱った状態です。

突然しおれる原因はいろいろあります。
詳しくはこちらをご参照ください
「突然しおれた・・・考えられる原因は?」
今回の場合は株元の痛みが原因。
株元が周りから傷んできて、水を根から吸い上げにくくなっています。

急にしおれたトマトで何とか復活させるための方法の一つに株元より上の茎から気根(きこん)を出させる方法があります。
真夏で、更に大きく育っている状態、すでに萎れているのに、今から株元上から根が出て株全体の水分吸収量をまかなえるまで、株がもつのか?
かなり厳しい状態でしたが、何も対処しないで枯れるのを待つよりもと、ダメ元で気根を出させる対応をしてみました。

詳しくは以下の記事をご参照ください
「急にしおれたトマトの再生方法(気根からの発根)」
気根はすぐ出て、株を補うほどの吸水をしてくれる訳ではありません。
遮光カーテンで日陰にして、暑さを少しでもしのいでやりました。

1か月後の9/14
ダメ元でやってみた対策でしたが、何とか猛暑に耐えながら発根し、生き延びた状態です。

9/28
8月の猛暑に比べると涼しくなってくる9月。
根も少しずつ増えたことで元気な生長点が増えてきました。

10/30の様子

11/6の様子
こんな風に、急激に旺盛に生育する訳でもなく、何とか細々と生長を続けている状態で冬に突入。
8月の応急処置で枯れずには済んだものの、このまま雪や霜で枯れてしまうのかと思っていました。

2/22の様子
暖冬ではあっても霜が降りたり降雪したり、少しずつ葉が枯れてこんな状態に。
他の多くのトマトたちが寒さで枯れてしまう中、8月から無茶な生長をせず、小さな生長で維持し続けたこの株は何かが違うのか?多くの枝葉が枯れる中、数本の生長点がかろうじて生き延びている状態を維持。

3/25の様子
2月に数本残っていた生長点もほとんどが枯れ、1本の茎に少しだけ生長点が残った!
3月下旬、あとは暖かくなるだけだから、このまま越冬するか!

4/20
暖かくなり、残った生長点からぐんぐん伸び始める。

6/6
越冬した生長点から伸びた枝葉で再度収穫が始まりました。

7/27
前年8月には萎れてしまったミニトマトが夏の猛暑も耐え、冬の寒さも耐え、こんなに旺盛に枝葉を伸ばしました。

9/3の様子

10/10の様子

11/7の様子

12/16の様子

2020年1/20の様子
また越冬できるか?と様子を見ていましたが、2年目の越冬は難しかったです。

このミニトマトが越冬できた理由ははっきりしませんが、初年度の8月に萎れて、ダメ元で根を出し、その後も旺盛に生育することなく、細々とセーブした生長をしていたこのミニトマト。
他のトマトたちが寒さで枯れていく中、一度夏に強烈なストレスに耐えたことが何か強くしたのか?
たまたま設置していた位置が良くて、寒さに当たらなかっただけなのか?
理由はどうにせよ、覆うこともなく、加温することもなく、屋外で越冬し、その後また旺盛に生育して最終的に1731ケのミニトマトを収穫できたのは立派です。
萎れた8月の時点では他のミニトマトより劣ると評価されてしまうこの子が、あきらめず根を出し、他のミニトマトが出来なかった越冬をして翌年も収穫することができました。
何が功を奏するか分かりませんが、その時その時を精一杯生育する植物はすごいですね。
とまとんの僕の話も聞いてよ

8月に萎れた時、きっと普通なら
「こいつはダメだ!もうこの先伸びても冬になるからもう栽培やめてしまおう」
って思う人がほとんどだと思うんだ。
でもね、僕たちは諦めないでがんばっています。
この年だって、もっと寒い冬だったら結局ダメだったかもしれないけど、何がダメで何がいいって決めないで欲しい。
先のお天気は分からないから、ぼくたちはその時その時を精一杯できる生長をしています。
そんな風に僕たちを見て育ててほしいです。
とまとんでした

他にも水耕栽培の事例を紹介するね。

ホームハイポニカ601型で1株から2224ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから

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ホームハイポニカ601型で1株から183ヶジャンボピーマンをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカ303型で2株から18玉の小玉スイカを収穫した栽培事例の記事はこちら
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facebookに登録していなくても見ることができますよ。
店長宅の栽培の様子、収穫の様子をタイムリーに掲載しています。
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①屋外で偶然越冬(全く何も対処せず、たまたま越冬したミニトマト)
2018年春定植→2018年夏に株元が傷みしおれる→対応してすこしずつ回復→越冬→2019年6月再収穫→2020年1月まで収穫
②ビニールハウスで囲って越冬
2018年9月挿し芽→12/27屋内窓際に移動→2019年2/8初収穫→4/7屋外へ→12月まで収穫
③室内窓際で越冬
2018年9月挿し芽→12/7ビニールハウス内へ→2019年3/8初収穫→4/20屋外へ→12月まで収穫
まず、今回の記事では①のたまたま偶然、屋外のままで越冬したミニトマトの紹介です。
①2018年4/18 シュガープラム定植

2018年5/1開花

2018年6/17初収穫

2018年7/25順調に収穫し、327ケのミニトマトを収穫。

2018年8月
順調だったミニトマトが急にしおれ始める。

ぐったりじゃないけど、何となく弱ってるのが分かるかな?
写真じゃ伝わりにくいけど、かなりしおれて弱った状態です。

突然しおれる原因はいろいろあります。
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今回の場合は株元の痛みが原因。
株元が周りから傷んできて、水を根から吸い上げにくくなっています。

急にしおれたトマトで何とか復活させるための方法の一つに株元より上の茎から気根(きこん)を出させる方法があります。
真夏で、更に大きく育っている状態、すでに萎れているのに、今から株元上から根が出て株全体の水分吸収量をまかなえるまで、株がもつのか?
かなり厳しい状態でしたが、何も対処しないで枯れるのを待つよりもと、ダメ元で気根を出させる対応をしてみました。

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「急にしおれたトマトの再生方法(気根からの発根)」
気根はすぐ出て、株を補うほどの吸水をしてくれる訳ではありません。
遮光カーテンで日陰にして、暑さを少しでもしのいでやりました。

1か月後の9/14
ダメ元でやってみた対策でしたが、何とか猛暑に耐えながら発根し、生き延びた状態です。

9/28
8月の猛暑に比べると涼しくなってくる9月。
根も少しずつ増えたことで元気な生長点が増えてきました。

10/30の様子

11/6の様子
こんな風に、急激に旺盛に生育する訳でもなく、何とか細々と生長を続けている状態で冬に突入。
8月の応急処置で枯れずには済んだものの、このまま雪や霜で枯れてしまうのかと思っていました。

2/22の様子
暖冬ではあっても霜が降りたり降雪したり、少しずつ葉が枯れてこんな状態に。
他の多くのトマトたちが寒さで枯れてしまう中、8月から無茶な生長をせず、小さな生長で維持し続けたこの株は何かが違うのか?多くの枝葉が枯れる中、数本の生長点がかろうじて生き延びている状態を維持。

3/25の様子
2月に数本残っていた生長点もほとんどが枯れ、1本の茎に少しだけ生長点が残った!
3月下旬、あとは暖かくなるだけだから、このまま越冬するか!

4/20
暖かくなり、残った生長点からぐんぐん伸び始める。

6/6
越冬した生長点から伸びた枝葉で再度収穫が始まりました。

7/27
前年8月には萎れてしまったミニトマトが夏の猛暑も耐え、冬の寒さも耐え、こんなに旺盛に枝葉を伸ばしました。

9/3の様子

10/10の様子

11/7の様子

12/16の様子

2020年1/20の様子
また越冬できるか?と様子を見ていましたが、2年目の越冬は難しかったです。

このミニトマトが越冬できた理由ははっきりしませんが、初年度の8月に萎れて、ダメ元で根を出し、その後も旺盛に生育することなく、細々とセーブした生長をしていたこのミニトマト。
他のトマトたちが寒さで枯れていく中、一度夏に強烈なストレスに耐えたことが何か強くしたのか?
たまたま設置していた位置が良くて、寒さに当たらなかっただけなのか?
理由はどうにせよ、覆うこともなく、加温することもなく、屋外で越冬し、その後また旺盛に生育して最終的に1731ケのミニトマトを収穫できたのは立派です。
萎れた8月の時点では他のミニトマトより劣ると評価されてしまうこの子が、あきらめず根を出し、他のミニトマトが出来なかった越冬をして翌年も収穫することができました。
何が功を奏するか分かりませんが、その時その時を精一杯生育する植物はすごいですね。
とまとんの僕の話も聞いてよ

8月に萎れた時、きっと普通なら
「こいつはダメだ!もうこの先伸びても冬になるからもう栽培やめてしまおう」
って思う人がほとんどだと思うんだ。
でもね、僕たちは諦めないでがんばっています。
この年だって、もっと寒い冬だったら結局ダメだったかもしれないけど、何がダメで何がいいって決めないで欲しい。
先のお天気は分からないから、ぼくたちはその時その時を精一杯できる生長をしています。
そんな風に僕たちを見て育ててほしいです。
とまとんでした

他にも水耕栽培の事例を紹介するね。

ホームハイポニカ601型で1株から2224ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカSarah(サラ)で1株から5145ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカ601型で1株から207本キュウリをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカ601型で1株から183ヶジャンボピーマンをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカ303型で2株から18玉の小玉スイカを収穫した栽培事例の記事はこちら
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Q&Aブログで丁寧に説明することで多くの方にもっと水耕栽培を楽しんでいただけるようにしたいと思っています。
ですのでご質問は当店とってとてもありがたい情報です。
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ホームハイポニカシリーズの比較はこちら

積雪後のトマトの状態
12/6朝、広島でも積雪をしたと前回の記事でご紹介しました。
今回はその後の状態です。



積もった雪は薄らでした。
元々枯れていた葉はあるものの、雪に埋もれながらも葉も生長点も元気!
朝方の積雪だったのかな?
日の出で雪がとけてくれれば、この程度の積雪なら問題ないかも?
7:40 日の出時の状態です。積雪していても葉も生長点も元気です。

9:25 期待通り、日の出ですっかり雪はとけていつも通りの元気な枝葉になりました!
お日様ってありがたい。暖かな日差しを浴びてピンと元気な生長点を見て一安心。

これで大丈夫と油断していると・・・
11:00 うん?少し萎れてる?
いやいや急に暖かくなって温度差で萎れてるだけよね、そうあってほしい。

13:30 いや、やっぱり萎れてる・・・。

翌日 11:40 うっすらとの積雪ならばと淡い期待を持ってのが間違いでした。
やはり、トマトの葉は霜や雪は厳禁。
その場でピンピンしていても、すぐ雪がとけても、その凍傷の影響は大きく復活は難しいようです。

ではもうこのトマトはダメなのか?
いえ、そうでもありません。
どんどん枯れていくかと思いきや、枯れるのは雪が直に接した葉や生長点だけ。
12/6の積雪から6日後の12/12の朝の様子です。
手前の葉や緑のまま保っているの分かります?

うっすらと積雪していただけですので、雪が積もらなかった隠れた生長点や葉はまだ元気に生きているのです。


そう、まだこのトマトの樹が死んでしまった訳ではありません。
おそらく、もしこれが2月末でこれ以上霜や雪がなく、徐々に暖かくなるのであれば、きっと残った生長点が元気になってこの樹は生き延びてまた新しい生長点を伸ばしてくれると思います。
だから、まだ枯れてダメになったとは言い切れません。
ですがこれからまだまだ寒くなってくる冬の始まり、今は枯れていないかもしれないけど、現実的にはもうこのトマト君がこの状態から復帰するのは難しいでしょうね。
それに残念ながら週末はまた更に寒波到来の予報。
とどめを刺される状態になると思います。
たくさん残っていた実も葉が萎れたショックかぼたぼたと落果。
衝撃の低温に
「こんな子沢山では親の生命維持も無理、ちょっと早目ですまんが独立してくれ。」
と言いたいんでしょうね。


落ちた果実は室内で赤く熟させてから食べるつもりです。
その後の50日追熟させたトマトの様子、味はこちらの記事で詳しく紹介しています。
「50日追熟させたトマトの味は?」

さて、ではこの樹、どうするか?

合理的な考えで言えば、もうこの葉の状態で新たな光合成は厳しい状態。
実をつけていてもしょうがないので、実は全て収穫して、室内で追熟。
樹の方は水耕栽培の電力(23Wのポンプ)は無駄ですから、もう止めて樹も年末のうちに切ってしまう。
ってことになるでしょう。
ですがここは家庭菜園、
4/6の種まきから8か月以上頑張ってくれているトマト君、
先が予想でき人間はあとは寒さで枯れるだけと分かっていますが、
先がもしかしたら春かもしれない可能性にかけて頑張っているトマト君をこのまま見守ろうと思います。
まだ残っている実は負担が大きいでしょうし、ぼたぼた落ちると大きな傷から追熟する前に傷んでしまうので先にとって室内で追熟させます。
まだこんなに実が残っているんですよ。

室内で追熟させれば赤くなってくれそうな大きな実だけ収穫してみました。

55ケありました。これらも室内で追熟させてしっかり食べたいと思います。
屋外での巨木トマト栽培に初めて挑戦した今年、
じつはこのトマト、初期は樹勢が強すぎて実が殆どつかず、
7月初めには黄化葉巻病の疑いが出て、
8月は異例の雨続きに株元が傷んで萎れ(詳しくはこの記事を)、
その後、萎れを繰り返しながらも復活、
いろいろなことがあっても後半頑張って集計してみると605ケの収穫。
そして早目の積雪で今回萎れることになりましたが、よく頑張ってくれました。
なのでまだ生きている以上、この段階で切り取るのではなくそのまま栽培を継続させました。
ですが、その後追い打ちをかけるように大雪。
12月17日
広島県南部、海が見えるくらい瀬戸内沿岸の我が家では12月にこのような大雪になることは珍しいのですが、ここまで積雪すると112月6日の薄ら積雪に耐えた生長点も枯れてしまいました。
これでこの作の巨木のトマトは栽培終了となりましたが、トマト君は本当によくがんばってくれました。


積雪後のトマトがどうなるかは、薄ら積もった雪をさっと払いのければ、雪がかからなかった葉や生長点が生きていて、まだ栽培は続けられます。
ですが、12月17日のような大雪の場合は枝葉が凍結してしまって再起は難しかったです。
軽い積雪なら是非あきらめずに早めに雪を払い落としてあげてください。
その後の天候が良ければまだまだ収穫できるかもしれません。
今後はいろいろな防寒対策をしてみて、せっかく実らせている青い実を1つでも多く樹熟させてやれるように工夫していきたいです。

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今回はその後の状態です。



積もった雪は薄らでした。
元々枯れていた葉はあるものの、雪に埋もれながらも葉も生長点も元気!
朝方の積雪だったのかな?
日の出で雪がとけてくれれば、この程度の積雪なら問題ないかも?
7:40 日の出時の状態です。積雪していても葉も生長点も元気です。

9:25 期待通り、日の出ですっかり雪はとけていつも通りの元気な枝葉になりました!
お日様ってありがたい。暖かな日差しを浴びてピンと元気な生長点を見て一安心。

これで大丈夫と油断していると・・・
11:00 うん?少し萎れてる?
いやいや急に暖かくなって温度差で萎れてるだけよね、そうあってほしい。

13:30 いや、やっぱり萎れてる・・・。

翌日 11:40 うっすらとの積雪ならばと淡い期待を持ってのが間違いでした。
やはり、トマトの葉は霜や雪は厳禁。
その場でピンピンしていても、すぐ雪がとけても、その凍傷の影響は大きく復活は難しいようです。

ではもうこのトマトはダメなのか?
いえ、そうでもありません。
どんどん枯れていくかと思いきや、枯れるのは雪が直に接した葉や生長点だけ。
12/6の積雪から6日後の12/12の朝の様子です。
手前の葉や緑のまま保っているの分かります?

うっすらと積雪していただけですので、雪が積もらなかった隠れた生長点や葉はまだ元気に生きているのです。


そう、まだこのトマトの樹が死んでしまった訳ではありません。
おそらく、もしこれが2月末でこれ以上霜や雪がなく、徐々に暖かくなるのであれば、きっと残った生長点が元気になってこの樹は生き延びてまた新しい生長点を伸ばしてくれると思います。
だから、まだ枯れてダメになったとは言い切れません。
ですがこれからまだまだ寒くなってくる冬の始まり、今は枯れていないかもしれないけど、現実的にはもうこのトマト君がこの状態から復帰するのは難しいでしょうね。
それに残念ながら週末はまた更に寒波到来の予報。
とどめを刺される状態になると思います。
たくさん残っていた実も葉が萎れたショックかぼたぼたと落果。
衝撃の低温に
「こんな子沢山では親の生命維持も無理、ちょっと早目ですまんが独立してくれ。」
と言いたいんでしょうね。


落ちた果実は室内で赤く熟させてから食べるつもりです。
その後の50日追熟させたトマトの様子、味はこちらの記事で詳しく紹介しています。
「50日追熟させたトマトの味は?」

さて、ではこの樹、どうするか?

合理的な考えで言えば、もうこの葉の状態で新たな光合成は厳しい状態。
実をつけていてもしょうがないので、実は全て収穫して、室内で追熟。
樹の方は水耕栽培の電力(23Wのポンプ)は無駄ですから、もう止めて樹も年末のうちに切ってしまう。
ってことになるでしょう。
ですがここは家庭菜園、
4/6の種まきから8か月以上頑張ってくれているトマト君、
先が予想でき人間はあとは寒さで枯れるだけと分かっていますが、
先がもしかしたら春かもしれない可能性にかけて頑張っているトマト君をこのまま見守ろうと思います。
まだ残っている実は負担が大きいでしょうし、ぼたぼた落ちると大きな傷から追熟する前に傷んでしまうので先にとって室内で追熟させます。
まだこんなに実が残っているんですよ。

室内で追熟させれば赤くなってくれそうな大きな実だけ収穫してみました。

55ケありました。これらも室内で追熟させてしっかり食べたいと思います。
屋外での巨木トマト栽培に初めて挑戦した今年、
じつはこのトマト、初期は樹勢が強すぎて実が殆どつかず、
7月初めには黄化葉巻病の疑いが出て、
8月は異例の雨続きに株元が傷んで萎れ(詳しくはこの記事を)、
その後、萎れを繰り返しながらも復活、
いろいろなことがあっても後半頑張って集計してみると605ケの収穫。
そして早目の積雪で今回萎れることになりましたが、よく頑張ってくれました。
なのでまだ生きている以上、この段階で切り取るのではなくそのまま栽培を継続させました。
ですが、その後追い打ちをかけるように大雪。
12月17日
広島県南部、海が見えるくらい瀬戸内沿岸の我が家では12月にこのような大雪になることは珍しいのですが、ここまで積雪すると112月6日の薄ら積雪に耐えた生長点も枯れてしまいました。
これでこの作の巨木のトマトは栽培終了となりましたが、トマト君は本当によくがんばってくれました。


積雪後のトマトがどうなるかは、薄ら積もった雪をさっと払いのければ、雪がかからなかった葉や生長点が生きていて、まだ栽培は続けられます。
ですが、12月17日のような大雪の場合は枝葉が凍結してしまって再起は難しかったです。
軽い積雪なら是非あきらめずに早めに雪を払い落としてあげてください。
その後の天候が良ければまだまだ収穫できるかもしれません。
今後はいろいろな防寒対策をしてみて、せっかく実らせている青い実を1つでも多く樹熟させてやれるように工夫していきたいです。

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雪が薄ら積もってしまった
たまにはタイムリーな情報を。
今朝12/6とうとう雪が積もってしまいました。
うっすらですが、どうなるか?




我が家は広島県の瀬戸内沿岸。
宮島と海が見えるくらいすぐそこが瀬戸内海です。
こんな沿岸ではこの時期の積雪は珍しい。
トマト君にとってはこのうっすらの雪ですら打撃は大きいかも。
お天道様、早く雪をとかしてあたためてやってください。


さてさてどうなるか?
この程度なら雪が日の出でとければ枯れは回避できるか?
まだまだたくさん実を残しているトマトです。


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我が家は広島県の瀬戸内沿岸。
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こんな沿岸ではこの時期の積雪は珍しい。
トマト君にとってはこのうっすらの雪ですら打撃は大きいかも。
お天道様、早く雪をとかしてあたためてやってください。


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激寒期 枯れた作物 元気な作物 寝ちゃった作物②
前回の記事「激寒期 枯れた作物 元気な作物 寝ちゃった作物①」の続きです。
今回は枯れた作物、寝ちゃった作物。
こちらはミニトマトくん。
すっかり枯れ枯れです。

記事の続きを見たい方はこちら。


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