水耕の肥料濃度 濃すぎて問題になるのは?
よく「育ちが悪いのですが肥料が足りないのでしょうか?」
こんなご質問をいただきます。
でも問題は日照不足や温度、その他の問題が原因なことがほとんどで、
まず肥料が足りないなんてことはありません。
それよりは「肥料が足りない!」と思い込んでどんどん肥料を追加して、
濃くなりすぎって更に問題を悪化させることが多いんですよ。
肥料が濃くなるとどうなるか?
想像してみてください。
醤油をがぶ飲みできますか?
そうなんです。
過ぎたるは及ばざるが如し、肥料濃度が濃すぎると水も肥料も吸えなくなります。

肥料濃度が濃くなると生長がじっくりとなり伸び伸び生育する水耕の良さがでなくなります。
更に濃くなり極端な状態になると萎れてしまいます。
ではどの位の濃度になると濃すぎることになるのでしょう?
ハイポニカ肥料なら通常500倍でご利用いただいておりますが
200倍でも濃すぎて枯れるなんて濃度ではありません。
肥料濃度の数値としては200倍はEC3.0ms/cmくらいです。
※家庭で水耕栽培を楽しむ場合の肥料の調整方法は以下の記事をご参照ください。
「肥料の濃度の調整 肥料の追加方法」
では150倍、EC4.0ms/cm はどうか?
少し濃いですね。
枯れるまではいかないかもしれませんが吸いづらくて生育は悪くなってくると思います。
葉色が濃くなって生長がゆっくりになってきます。
また同じ150倍、EC4.0ms/cmでもジワジワ肥料濃度が日にちをかけて濃くなったのなら
比較的元気にしているかもしれませんが、

例えば500倍 EC1.2ms/cm で育ってたのに急に肥料がドボッと入って
150倍、EC4.0ms/cmになったのなら急な濃度変化でビックリして萎れてしまいます。

それに急に暑くなったりすると同じ肥料濃度でも水分の吸収がおいつかずしおれます。
そんな場合は500倍 EC1.2ms/cmでも濃すぎるということになるかもしれません。
※以下の記事もご参照ください
「急に萎れる 原因は?梅雨の合間の晴れ間に注意」
「暑い時期は肥料薄めでOK」
また何らかの理由で根が傷んでいる時でも同じです。
ですから
「何倍だと濃すぎるのですか?」
「肥料濃度はEC??ms/cmだと大丈夫なのですか?」
というのに回答するのは難しいです。
協和㈱の社員時代では50倍のEC12.0ms/cmでも徐々に肥料濃度を上げていけば
枯れずトマトが育っていました(特殊な栽培なので真似しないでね)。
植物の状況や環境によってその植物にとっての「濃い」数値は違ってきます。
一番いいのは上記の数値は参考までに覚えておく程度で
植物の様子を見て濃いか濃くないかを考えることですね。
逆に薄いとどういった問題があるかについては以下の記事をご参照ください。
「水耕栽培の肥料濃度 薄いと問題になることは?」

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ホームハイポニカ303型には1リットル肥料のおまけがつきます。
お得ですよ。
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でも問題は日照不足や温度、その他の問題が原因なことがほとんどで、
まず肥料が足りないなんてことはありません。
それよりは「肥料が足りない!」と思い込んでどんどん肥料を追加して、
濃くなりすぎって更に問題を悪化させることが多いんですよ。
肥料が濃くなるとどうなるか?
想像してみてください。
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過ぎたるは及ばざるが如し、肥料濃度が濃すぎると水も肥料も吸えなくなります。

肥料濃度が濃くなると生長がじっくりとなり伸び伸び生育する水耕の良さがでなくなります。
更に濃くなり極端な状態になると萎れてしまいます。
ではどの位の濃度になると濃すぎることになるのでしょう?
ハイポニカ肥料なら通常500倍でご利用いただいておりますが
200倍でも濃すぎて枯れるなんて濃度ではありません。
肥料濃度の数値としては200倍はEC3.0ms/cmくらいです。
※家庭で水耕栽培を楽しむ場合の肥料の調整方法は以下の記事をご参照ください。
「肥料の濃度の調整 肥料の追加方法」
では150倍、EC4.0ms/cm はどうか?
少し濃いですね。
枯れるまではいかないかもしれませんが吸いづらくて生育は悪くなってくると思います。
葉色が濃くなって生長がゆっくりになってきます。
また同じ150倍、EC4.0ms/cmでもジワジワ肥料濃度が日にちをかけて濃くなったのなら
比較的元気にしているかもしれませんが、

例えば500倍 EC1.2ms/cm で育ってたのに急に肥料がドボッと入って
150倍、EC4.0ms/cmになったのなら急な濃度変化でビックリして萎れてしまいます。

それに急に暑くなったりすると同じ肥料濃度でも水分の吸収がおいつかずしおれます。
そんな場合は500倍 EC1.2ms/cmでも濃すぎるということになるかもしれません。
※以下の記事もご参照ください
「急に萎れる 原因は?梅雨の合間の晴れ間に注意」
「暑い時期は肥料薄めでOK」
また何らかの理由で根が傷んでいる時でも同じです。
ですから
「何倍だと濃すぎるのですか?」
「肥料濃度はEC??ms/cmだと大丈夫なのですか?」
というのに回答するのは難しいです。
協和㈱の社員時代では50倍のEC12.0ms/cmでも徐々に肥料濃度を上げていけば
枯れずトマトが育っていました(特殊な栽培なので真似しないでね)。
植物の状況や環境によってその植物にとっての「濃い」数値は違ってきます。
一番いいのは上記の数値は参考までに覚えておく程度で
植物の様子を見て濃いか濃くないかを考えることですね。
逆に薄いとどういった問題があるかについては以下の記事をご参照ください。
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