メロンの整枝 親づる子づる孫づる よく分からない
親づる?子づる?孫づる?何のこと?
花芽とか脇芽とかとにかくよく分からない。
そんな方のために解説してみました。
でもうまく説明できてるかな?
土栽培では親づるを4,5枚で摘心して、
子づるを2本伸ばして、26節で摘心。
とか書かれていますが、何が親づるで子づるか?
どこをどう数えるのか?
実際のメロンのつるを目の前にすると分からなくなりますよね。
よく分からない人はとにかく伸ばして、雌花が咲けば着果させてって
あまりつるや節や摘心にこだわらないで楽しんでもらえればいいですよ。
ちなみに以下のメロン・プリンスメロンは適当に伸ばして適当に実を着けたものです。
親づるがどうとか子づるがどうとか全くこだわらず栽培してこうなりました。


でも、一応基本の考えとしてメロンのつるについて解説してみます。
詳しくは続きをご覧くださいね。

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★まず何が親づるで子づるで孫づるか?
種から伸びてまっすぐ伸びるつる(枝)が親づるです。主枝とも言います。
ここに葉がつくのですが、葉とつる(枝)との付け根に脇芽(腋芽)が伸びてきます。
この親づるから伸びる脇芽(腋芽)を子づると言います。
そして、またこの子づると葉との付け根にできた脇芽(腋芽)が伸びたつる(枝)が孫づると言われます。
★親づるの摘心
親づるがギュンギュン伸びていると、横の脇芽は伸びにくい傾向があります。
親が伸びてるから子づるはのんびり控えているんですね。
また、親づるには実になる雌花が咲きにくい傾向もあります。
だから、実になる雌花が咲きやすい孫づるを数多く伸ばすために、
まずは親づるを摘心(先の生長点を切ること)して、
子づるを伸ばすことをメロン栽培技術としては推奨されています。
★良い実にするために株を充実させる
一般的なメロン栽培では親づるを本葉4,5枚で摘心し、
4,5枚の葉の付け根から伸びてきた子づるで元気なもの2本を残し、伸ばします。
この子づるのそれぞれの葉からまた孫づるが伸びるのですが、
10枚目までは脇芽(腋芽)を摘み取り、
11~15枚目の孫づる・脇芽(腋芽)についた雌花を着果させ、
形のいいもの1つを残し、他は摘果(実を取ってしまう)します。
更に16~22枚目の葉の脇芽(腋芽)は取り除き、
最後、25枚目のところで子づるは摘心(先の生長点を切って生長をストップさせる)し、
23~25枚目についた脇芽(腋芽)は伸ばして葉を増やします。
★なぜ11~15枚目で実をつけるの?
子づるの最初、1~10枚までにつく孫づるで着果させると、
まだ株が充実していないので小玉になったり、扁平になりがち。
逆に16枚目以降だと大きく育ち過ぎて縦長の実になったり少し大味になることも。
ここまで読んで、
「よし!私もこうやって整枝して、形にいいメロンを!」
と思った人ってどれだけいるんでしょう?
おそらく
「メロンの栽培ってめんどくさ~い。」
ってのが正直な感想では?
そう、これは形も味も最高級にして高値で販売をしたい農家さんの栽培方法。
家庭菜園で楽しむなら、小玉でも扁平でも大玉でも大味でも、
沢山実って、そこそこに美味しく楽しめたらいいんじゃないかと思うのです。
整枝をするなら親づるを本葉4,5枚にこだわらず、適当には摘心(生長点を摘み取る)すると、
子づる、孫づるが伸びて雌花が増えるのでこれは整枝としておすすめします。
あとは水耕栽培は根が元気な分、ギュンギュン伸びます。
だから、株の充実とかそんなことを気にせず、
雌花が咲けば着果させて、たくさん実をつければいいと思います。
「沢山つけたら疲れるのでは?」
そうですね。疲れたらメロンの樹自身が判断して、
そのうち雌花に花粉を着けても雌花が落果するようになります。
農家さんのように品質にこだわらないのであれば、
家庭菜園ではメロンの樹に任せて、着けられるだけ着けた実を収穫して楽しみましょうよ。
メロンを栽培するなら病害虫の方に注意して栽培してもらえればと思います。
「アブラムシについて」
「納豆菌でウドンコ病予防について」
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今、本葉が10~12枚目で、摘芯しようか迷っています。
スイカの素性(親づる&子づる放任栽培)を経験せずに、
知識だけで摘芯するのも・・と思いつつ、
確かに、キュウリを親づる&子づる放任栽培した時は、
摘芯しないと、腋芽が伸びないのは経験したし・・・とか思い迷っています。
スイカも同様に親づる6枚位で摘心して子づるで3本とか4本仕立てにするのですが、
親づる+子づる3本の合計4本仕立てにする方法でもOKなようです。
親づるでも雌花は咲きますのでどうしても摘心しなくても大丈夫ですよ。
親づるを摘心するのはつるの生長を均等にする為でしょうから、
家庭菜園ではあまりこだわらず親づるをそのまま伸ばしてもいいのでは?
他の孫づるも、小玉スイカでは伸ばしてもいいみたいです。
詳しく記事にしようと思っているのですが、
なんせ解説図を作成するのに時間がかかる…。
ICHIさんなら上記の説明でとりあえず分かってもらえるでしょうか。
また近々きちんと記事にしますね。
でも宿題の記事が多すぎて。
まだまだ記事にしたいことが山積みになっています。
コメントありがとうございます。
メロン、甘くて美味しいのを育てるのが家庭菜園の夢ですよね。
まだ私もとろっとろのあまーいメロンは育てあげていないですが、太陽の光さえ十分当ててあげられたら普通に美味しいメロンならできますので、是非挑戦してみてくださいね。