農業用栽培槽で自作水耕 ポンプの選び方
以下の記事もご参照ください。
「農業用の栽培槽で自作水耕 栽培槽について」
「農業用の栽培槽で自作水耕 タンク(液肥槽)の選び方」
「農業用の栽培槽で自作水耕 ポンプの選び方」
「農業用の栽培槽で自作水耕 配管について」
「農業用の栽培槽で自作水耕 架台・誘引枠について」
「農業用の栽培槽で自作水耕 絶対必要なもの、工夫して自作できるもの」

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ポンプはいろいろな仕組み、能力、大きさがあるので特にこれでなくてはいけないということはありません。
それぞれの用途に合わせて選んでいただければいいのですが、今回は量産されていて比較的安価で使いやすいものを紹介させていただきます。
ホームハイポニカでも利用している水中ポンプです。
熱帯魚などの水槽で利用されていて量産されていますから比較的安価です。
また、能力もいろいろと細かく販売されているので用途に合わせて選びやすいです。
その中でもネット上で多く販売されている神畑養魚株式会社さんのRio+(リオプラス)パワーヘッドシリーズを紹介します。
能力はいろいろですが店長宅でも利用している、農業用栽培槽1枚に使いやすいサイズのポンプを紹介します。
ホームハイポニカの循環ポンプをご利用いただいてもいいのですが、少々パワーが弱く、農業用栽培槽のような大掛かりな装置の場合、水をくみ上げない場合があります。
以下は参考までに店長がそれぞれのポンプにホースを着けて、どの高さでどの位の水をくみ上げることができるか調べたものです。
あくまでも、店長がざっくり測定したものです。
ホースや配管の内容によっては変わってきますので、余裕をみて選定してください。
1分間に汲み上げる水の量(リットル)。
×以降は汲み上げない。
ポンプの値段としてはネット上で購入すれば、
ホームハイポニカ循環ポンプ 3000円+税
Rio+800 2500~4000円
Rio+1100 2900~4500円
これだけを見ると値段も変わらないし、流量も多いのでRio+1100を選びたいところですが、
消費電力が
ホームハイポニカ循環ポンプ 6W
Rio+800 4.8W/9.1W (50Hz/60Hz)
Rio+1100 18.0W/23.5W (50Hz/60Hz)
Rio+800 から Rio+1100の間の機種がなく、急に消費電力が上がってしまうんです。
我が家の巨木栽培の装置もどちらにするか迷い、初期はRio+800にしました。
流量は4リットル/分でした。
ですが途中、長雨による萎れで流量を上げるため、Rio+1100に交換。
流量は10リットル/分になりました。
次にポンプの吐出部に何を接続できるか。
Rio+パワーヘッドシリーズは塩ビ管などに直接接続する仕様にはなっていないようです。
「Rio+は各機種すべてホース接続を前提としていますので、塩ビパイプの直接接続はご遠慮ください。」
※神畑養魚株式会社の「よくある質問」より
塩ビ管に接続するには、まずそれぞれの機種にあったホースに接続後、ホースから塩ビ管につなぎ変える必要があります。
ホースから塩ビ管につなぎ変えるアダプタは500~800円程度で販売されているようです。
※メーカー(神畑養魚株式会社)説明ページ
ではどのホースを選べばいいか。
メーカーホームページのよくある質問では以下のように説明されています。
「ポンプ本体の流出口、または流出口に接続した流量調節付流出アダプターに、直接ホースを接続してください。この際、内径が19mm(Rio+1100)13mm(Rio+800)よりも小さいホースを接続してご使用ください。耐圧ホースなどは伸縮性に乏しく、接続が難しい場合がありますのでご注意ください。」
※神畑養魚株式会社の「よくある質問」より
実際、店長が接続した事例は、
これはポンプの種類によってポンプの吐出部に適合するホースや配管が違ってきます。
Rio+1100から配管するのに一番やりやすい事例。
内径18mmのホース(上記黒色の部分)につなぎ、塩ビ管VP13Aを接続させています。
これが一番簡単に接続でき、その後の給液までの配管も塩ビ管で自由につなげますし、空気混入器(くわしくはこちら)にも接続が簡単で使いやすいと思います。
ただ、内径18mmのホースがどこのホームセンターでも販売されているかは分かりません。
ちなみにこの画像のホースは三洋化成さんの農園芸用の防藻ホース 内径18mm×外形24mmです。
Rio+1100によくあるホース(内径15mm外形20mm)を入れた事例。
これはかなり強引にホースを広げて、伸ばしてやればなんとか入れることができます。
伸ばして入れる困難な部分はありますが、ホースが量販品なので安価で手に入れやすいのがメリットです。
以下はRio+1100に当店で扱う防藻ホース(内径13mm外形17mm)を入れた事例。
これはアダプタの内径にホースを入れ込んでいる状態です。
Rio+800に当店で扱う防藻ホース(内径13mm外形17mm)を入れた事例。
ホームハイポニカ循環ポンプはアダプターに接続後、防藻ホース(内径13mm外形17mm)や塩ビ管VP13Aに接続できます。
吐出部の接続については同じ口径として販売されているホースでも微妙に伸縮性が違うなどポンプとの接続の密着具合が違ってきます。
接続にはポンプ購入後に実際にポンプ持参でホームセンターなどでつながるか確認の上で必要量を購入されることをおすすめいたします。
自作水耕は全てこれに限った方法ではありません。
参考にしていただき、それぞれに工夫して自作水耕をお楽しみいただければと思います。
以下の記事もご参照ください。
「農業用の栽培槽で自作水耕 栽培槽について」
「農業用の栽培槽で自作水耕 タンク(液肥槽)の選び方」
「農業用の栽培槽で自作水耕 ポンプの選び方」
「農業用の栽培槽で自作水耕 配管について」
「農業用栽培槽で自作水耕 架台・誘引枠について1」
「巨木のトマト 棚の高さはどれくらいがいい?」
「農業用の栽培槽で自作水耕 絶対必要なもの、工夫して自作できるもの」
店長の家で制作した自作水耕について
「巨木のトマトごきげん装置 ついに完成!定植しました!」
「巨木のトマトごきげん装置の材料費はいくら?」
「巨木のトマトごきげん装置でどれだけ収穫できた?2014・2015・2016年結果」
「2017年巨木のトマト栽培」
1日で309ヶ収穫
上から見るとこんな感じです。
「こんなわずらわしいことできない!」
という方はメーカーの方でお客様の要望をお聞きして要望に合ったシステムを設計し、全てセットにして施工までしてくれます。
もちろん自作でするより高額にはなりますが、まずは見積もりしてみるのもいいのでは?
あれこれ考えて時間ばかりかかるよりも手間をお金に変えてしっかりしたものを作るのもひとつの方法です。
メーカーへのお問い合わせはこちら
協和株式会社 ハイポニカ事業本部
072-685-1155
こりゃ面倒だと思われた方はまずはキットになっているホームハイポニカがおすすめです。
全てセットになっていて、取り扱い説明書で詳しく栽培方法が説明されています。
ホームハイポニカシリーズの比較はこちら
家庭用装置でもかなり収穫できますよ。
ホームハイポニカ601型で1株から2224ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから
ホームハイポニカSarah(サラ)で1株から5145ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから
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