積雪後のトマトの状態
12/6朝、広島でも積雪をしたと前回の記事でご紹介しました。
今回はその後の状態です。



積もった雪は薄らでした。
元々枯れていた葉はあるものの、雪に埋もれながらも葉も生長点も元気!
朝方の積雪だったのかな?
日の出で雪がとけてくれれば、この程度の積雪なら問題ないかも?
7:40 日の出時の状態です。積雪していても葉も生長点も元気です。

9:25 期待通り、日の出ですっかり雪はとけていつも通りの元気な枝葉になりました!
お日様ってありがたい。暖かな日差しを浴びてピンと元気な生長点を見て一安心。

これで大丈夫と油断していると・・・
11:00 うん?少し萎れてる?
いやいや急に暖かくなって温度差で萎れてるだけよね、そうあってほしい。

13:30 いや、やっぱり萎れてる・・・。

翌日 11:40 うっすらとの積雪ならばと淡い期待を持ってのが間違いでした。
やはり、トマトの葉は霜や雪は厳禁。
その場でピンピンしていても、すぐ雪がとけても、その凍傷の影響は大きく復活は難しいようです。

ではもうこのトマトはダメなのか?
いえ、そうでもありません。
どんどん枯れていくかと思いきや、枯れるのは雪が直に接した葉や生長点だけ。
12/6の積雪から6日後の12/12の朝の様子です。
手前の葉や緑のまま保っているの分かります?

うっすらと積雪していただけですので、雪が積もらなかった隠れた生長点や葉はまだ元気に生きているのです。


そう、まだこのトマトの樹が死んでしまった訳ではありません。
おそらく、もしこれが2月末でこれ以上霜や雪がなく、徐々に暖かくなるのであれば、きっと残った生長点が元気になってこの樹は生き延びてまた新しい生長点を伸ばしてくれると思います。
だから、まだ枯れてダメになったとは言い切れません。
ですがこれからまだまだ寒くなってくる冬の始まり、今は枯れていないかもしれないけど、現実的にはもうこのトマト君がこの状態から復帰するのは難しいでしょうね。
それに残念ながら週末はまた更に寒波到来の予報。
とどめを刺される状態になると思います。
たくさん残っていた実も葉が萎れたショックかぼたぼたと落果。
衝撃の低温に
「こんな子沢山では親の生命維持も無理、ちょっと早目ですまんが独立してくれ。」
と言いたいんでしょうね。


落ちた果実は室内で赤く熟させてから食べるつもりです。
その後の50日追熟させたトマトの様子、味はこちらの記事で詳しく紹介しています。
「50日追熟させたトマトの味は?」

さて、ではこの樹、どうするか?

合理的な考えで言えば、もうこの葉の状態で新たな光合成は厳しい状態。
実をつけていてもしょうがないので、実は全て収穫して、室内で追熟。
樹の方は水耕栽培の電力(23Wのポンプ)は無駄ですから、もう止めて樹も年末のうちに切ってしまう。
ってことになるでしょう。
ですがここは家庭菜園、
4/6の種まきから8か月以上頑張ってくれているトマト君、
先が予想でき人間はあとは寒さで枯れるだけと分かっていますが、
先がもしかしたら春かもしれない可能性にかけて頑張っているトマト君をこのまま見守ろうと思います。
まだ残っている実は負担が大きいでしょうし、ぼたぼた落ちると大きな傷から追熟する前に傷んでしまうので先にとって室内で追熟させます。
まだこんなに実が残っているんですよ。

室内で追熟させれば赤くなってくれそうな大きな実だけ収穫してみました。

55ケありました。これらも室内で追熟させてしっかり食べたいと思います。
屋外での巨木トマト栽培に初めて挑戦した今年、
じつはこのトマト、初期は樹勢が強すぎて実が殆どつかず、
7月初めには黄化葉巻病の疑いが出て、
8月は異例の雨続きに株元が傷んで萎れ(詳しくはこの記事を)、
その後、萎れを繰り返しながらも復活、
いろいろなことがあっても後半頑張って集計してみると605ケの収穫。
そして早目の積雪で今回萎れることになりましたが、よく頑張ってくれました。
なのでまだ生きている以上、この段階で切り取るのではなくそのまま栽培を継続させました。
ですが、その後追い打ちをかけるように大雪。
12月17日
広島県南部、海が見えるくらい瀬戸内沿岸の我が家では12月にこのような大雪になることは珍しいのですが、ここまで積雪すると112月6日の薄ら積雪に耐えた生長点も枯れてしまいました。
これでこの作の巨木のトマトは栽培終了となりましたが、トマト君は本当によくがんばってくれました。


積雪後のトマトがどうなるかは、薄ら積もった雪をさっと払いのければ、雪がかからなかった葉や生長点が生きていて、まだ栽培は続けられます。
ですが、12月17日のような大雪の場合は枝葉が凍結してしまって再起は難しかったです。
軽い積雪なら是非あきらめずに早めに雪を払い落としてあげてください。
その後の天候が良ければまだまだ収穫できるかもしれません。
今後はいろいろな防寒対策をしてみて、せっかく実らせている青い実を1つでも多く樹熟させてやれるように工夫していきたいです。

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積もった雪は薄らでした。
元々枯れていた葉はあるものの、雪に埋もれながらも葉も生長点も元気!
朝方の積雪だったのかな?
日の出で雪がとけてくれれば、この程度の積雪なら問題ないかも?
7:40 日の出時の状態です。積雪していても葉も生長点も元気です。

9:25 期待通り、日の出ですっかり雪はとけていつも通りの元気な枝葉になりました!
お日様ってありがたい。暖かな日差しを浴びてピンと元気な生長点を見て一安心。

これで大丈夫と油断していると・・・
11:00 うん?少し萎れてる?
いやいや急に暖かくなって温度差で萎れてるだけよね、そうあってほしい。

13:30 いや、やっぱり萎れてる・・・。

翌日 11:40 うっすらとの積雪ならばと淡い期待を持ってのが間違いでした。
やはり、トマトの葉は霜や雪は厳禁。
その場でピンピンしていても、すぐ雪がとけても、その凍傷の影響は大きく復活は難しいようです。

ではもうこのトマトはダメなのか?
いえ、そうでもありません。
どんどん枯れていくかと思いきや、枯れるのは雪が直に接した葉や生長点だけ。
12/6の積雪から6日後の12/12の朝の様子です。
手前の葉や緑のまま保っているの分かります?

うっすらと積雪していただけですので、雪が積もらなかった隠れた生長点や葉はまだ元気に生きているのです。


そう、まだこのトマトの樹が死んでしまった訳ではありません。
おそらく、もしこれが2月末でこれ以上霜や雪がなく、徐々に暖かくなるのであれば、きっと残った生長点が元気になってこの樹は生き延びてまた新しい生長点を伸ばしてくれると思います。
だから、まだ枯れてダメになったとは言い切れません。
ですがこれからまだまだ寒くなってくる冬の始まり、今は枯れていないかもしれないけど、現実的にはもうこのトマト君がこの状態から復帰するのは難しいでしょうね。
それに残念ながら週末はまた更に寒波到来の予報。
とどめを刺される状態になると思います。
たくさん残っていた実も葉が萎れたショックかぼたぼたと落果。
衝撃の低温に
「こんな子沢山では親の生命維持も無理、ちょっと早目ですまんが独立してくれ。」
と言いたいんでしょうね。


落ちた果実は室内で赤く熟させてから食べるつもりです。
その後の50日追熟させたトマトの様子、味はこちらの記事で詳しく紹介しています。
「50日追熟させたトマトの味は?」

さて、ではこの樹、どうするか?

合理的な考えで言えば、もうこの葉の状態で新たな光合成は厳しい状態。
実をつけていてもしょうがないので、実は全て収穫して、室内で追熟。
樹の方は水耕栽培の電力(23Wのポンプ)は無駄ですから、もう止めて樹も年末のうちに切ってしまう。
ってことになるでしょう。
ですがここは家庭菜園、
4/6の種まきから8か月以上頑張ってくれているトマト君、
先が予想でき人間はあとは寒さで枯れるだけと分かっていますが、
先がもしかしたら春かもしれない可能性にかけて頑張っているトマト君をこのまま見守ろうと思います。
まだ残っている実は負担が大きいでしょうし、ぼたぼた落ちると大きな傷から追熟する前に傷んでしまうので先にとって室内で追熟させます。
まだこんなに実が残っているんですよ。

室内で追熟させれば赤くなってくれそうな大きな実だけ収穫してみました。

55ケありました。これらも室内で追熟させてしっかり食べたいと思います。
屋外での巨木トマト栽培に初めて挑戦した今年、
じつはこのトマト、初期は樹勢が強すぎて実が殆どつかず、
7月初めには黄化葉巻病の疑いが出て、
8月は異例の雨続きに株元が傷んで萎れ(詳しくはこの記事を)、
その後、萎れを繰り返しながらも復活、
いろいろなことがあっても後半頑張って集計してみると605ケの収穫。
そして早目の積雪で今回萎れることになりましたが、よく頑張ってくれました。
なのでまだ生きている以上、この段階で切り取るのではなくそのまま栽培を継続させました。
ですが、その後追い打ちをかけるように大雪。
12月17日
広島県南部、海が見えるくらい瀬戸内沿岸の我が家では12月にこのような大雪になることは珍しいのですが、ここまで積雪すると112月6日の薄ら積雪に耐えた生長点も枯れてしまいました。
これでこの作の巨木のトマトは栽培終了となりましたが、トマト君は本当によくがんばってくれました。


積雪後のトマトがどうなるかは、薄ら積もった雪をさっと払いのければ、雪がかからなかった葉や生長点が生きていて、まだ栽培は続けられます。
ですが、12月17日のような大雪の場合は枝葉が凍結してしまって再起は難しかったです。
軽い積雪なら是非あきらめずに早めに雪を払い落としてあげてください。
その後の天候が良ければまだまだ収穫できるかもしれません。
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