キュウリを1株から207本収穫 水耕栽培の栽培事例 ホームハイポニカ601型の場合
我が家でのキュウリ収穫最高記録の栽培事例をご紹介します。

ホームハイポニカ601型を使用して、4/16 サントリーの強健豊作を栽培しました。
最終的に1株から207本のキュウリを収穫をました。

その経過をご紹介します。
★4月16日
買ってきた苗を植えました。
うどんこ病に強いというサントリーの強健豊作という品種です。

バケツの水に浸して、根の周りの土を取り除きます。

きれいに取り除くと根も切れてしまうので、ざっと土を落とす程度で大丈夫です。

トマト型のガク型の穴に根を通します。

装置にセット。


★5月18日
雌花開花


栽培初期は雌花がついても実が太らずしぼんでしまうことがあります。
それはきゅうりの株がまだ充実していないからで、そのうち株が育ってくると実が太るようになってきます。
また、日照不足の場合もせっかく咲いた雌花が太らないことがありますが、何個か雌花がしぼんでも、しばらく様子をみてみてください。
日照不足でキュウリの実がしぼんだ事例は以下の記事をご参照ください。
「日照不足 太らなかった実を太らせるようにした工夫」
★5月28日
初収穫

初収穫はそのまま丸かじり!

★6月4日の様子
通常、きゅうりの栽培では
「何節目の子ヅルは取って、何節目からの子ヅルは伸ばし、葉を何枚残して摘心して孫ヅルを・・・」
と初めての方には何だか難しさを感じる整枝方法があります。
もちろん、そのとおり整枝してやることで長く多く収穫できるのですが、水耕栽培の場合、根が元気に旺盛に生育しているので、今回ほとんど整枝をせず伸ばし放題です。


たくさん収穫できたきゅうりはやっぱり丸かじり。

きゅうりは新鮮が一番の美味しさです。
スーパーじゃ売っていない採りたてキュウリの味わい、ぜひ体験してもらいたいです。
また、こんなこともしてみました。
★6月13日
星型やハート型のきゅうりの型
10cmくらいのキュウリに型を装着。


★6月14日

★6月16日


パンパンになっているので収穫

オレンジ色の真っ直ぐだった留め具が曲がってしまうくらいのきゅうりの太る圧力、すごいですね。

そっと外して・・・

しっかり星・ハート型になりました。

★6月18日の様子


★運動会のお弁当に


★7月10日
2階のベランダの方に向かって伸びています。


★7月15日

とっても元気に育っていました。
ところが・・・
水耕栽培の一番のデメリット、水を切らしてしまいました。
★7月16日
ぐったり萎れています。


水耕栽培の最大のメリットは常に根のまわりに水と肥料が流れているため、植物がいつでも十分水や肥料がもらえると安心して伸び伸びと生長することです。
ですが、それは水と肥料の流れが続いているからで、それが切れてしまうと一度に萎れてしまいます。
※こんな場合は以下の記事をご参照ください。
「萎れたトマトは再起するか? 店長の失敗談」
「水耕栽培って過保護だから弱いんだよね」
そう話す人もいるかもしれません。
ここで植物の立場からのお話。

「僕たち植物はいつでも一生懸命に与えられた環境で精一杯できることをしているんだ。
だから、水耕栽培の環境だったら、いっぱい水も肥料ももらえるから、手抜きをせず、さぼらず旺盛に生長する。
それはその環境が続くと思っているから。
逆に土で余り育てない植物はさぼっているんじゃないんだよ。
水や肥料がたくさんもらえない環境なのに、背伸びして大きく育っても自分が痛い目に会うだけだと分かっているから無謀な生長はしないんだ。
だからこそ、少々雨が降らなくても耐える力にエネルギーを注いでいるんだ。
つまり、いろいろな環境で生長に力を注いただり、耐える方に力を注いだり環境に合わせてがんばる所を変えてるんだ。
どっちが優れていて、どっちが劣るってことではないんだよ。
人はすぐ「これじゃダメだ」「過保護だからダメなんだ」とダメなことばかり言うけど、どうして僕たちがそうしているのか考えて欲しいんだ。
水耕栽培では一度水を切らしてしまうと、そのダメージは大きいです。
土の栽培にはありえないくらい、ぐったり萎れてしまうんだ。
僕たちは水耕栽培の環境だと、それがずっと続くと想定して生長しているんだもの。
そうじゃなくなった時には『そんなつもりじゃなかったのに』ってことになっちゃうんだよ。」

今回のキュウリ、水切れに気づいてすぐまた水を入れたけど、やっぱりこれで弱ってしまいました。
そこからは収量が激減。
★8月22日


でも8月16日までに1本のきゅうりの株から207本の収穫ができました。

7月16日に水切れがなかったら、とも思いますが、そんな状況でもがんばって実ってくれたきゅうり君でした。

おいしいきゅうりをありがとう!
他にもこんなにミニトマトを収穫できたりするよ。

ホームハイポニカ601型で1株から2224ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカSarah(サラ)で1株から5145ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから
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facebookに登録していなくても見ることができますよ。
店長宅の栽培の様子、収穫の様子をタイムリーに掲載しています。
とまとんが植物の思いを写真とコメントで伝える「とまとんインスタグラム」

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おひとりおひとりの疑問は他の多くのお客様の潜在的な疑問だと思っています。
Q&Aブログで丁寧に説明することで多くの方にもっと水耕栽培を楽しんでいただけるようにしたいと思っています。
ですのでご質問は当店とってとてもありがたい情報です。
是非お気軽にお問い合わせくださいね。
水耕栽培と言っても簡単な自作水耕からハイポニカまでいろいろですから、お迷いの方は以下をご参照ださいね。

ホームハイポニカシリーズの比較はこちら


ホームハイポニカ601型を使用して、4/16 サントリーの強健豊作を栽培しました。
最終的に1株から207本のキュウリを収穫をました。

その経過をご紹介します。
★4月16日
買ってきた苗を植えました。
うどんこ病に強いというサントリーの強健豊作という品種です。

バケツの水に浸して、根の周りの土を取り除きます。

きれいに取り除くと根も切れてしまうので、ざっと土を落とす程度で大丈夫です。

トマト型のガク型の穴に根を通します。

装置にセット。


★5月18日
雌花開花


栽培初期は雌花がついても実が太らずしぼんでしまうことがあります。
それはきゅうりの株がまだ充実していないからで、そのうち株が育ってくると実が太るようになってきます。
また、日照不足の場合もせっかく咲いた雌花が太らないことがありますが、何個か雌花がしぼんでも、しばらく様子をみてみてください。
日照不足でキュウリの実がしぼんだ事例は以下の記事をご参照ください。
「日照不足 太らなかった実を太らせるようにした工夫」
★5月28日
初収穫

初収穫はそのまま丸かじり!

★6月4日の様子
通常、きゅうりの栽培では
「何節目の子ヅルは取って、何節目からの子ヅルは伸ばし、葉を何枚残して摘心して孫ヅルを・・・」
と初めての方には何だか難しさを感じる整枝方法があります。
もちろん、そのとおり整枝してやることで長く多く収穫できるのですが、水耕栽培の場合、根が元気に旺盛に生育しているので、今回ほとんど整枝をせず伸ばし放題です。


たくさん収穫できたきゅうりはやっぱり丸かじり。

きゅうりは新鮮が一番の美味しさです。
スーパーじゃ売っていない採りたてキュウリの味わい、ぜひ体験してもらいたいです。
また、こんなこともしてみました。
★6月13日
星型やハート型のきゅうりの型
10cmくらいのキュウリに型を装着。


★6月14日

★6月16日


パンパンになっているので収穫

オレンジ色の真っ直ぐだった留め具が曲がってしまうくらいのきゅうりの太る圧力、すごいですね。

そっと外して・・・

しっかり星・ハート型になりました。

★6月18日の様子


★運動会のお弁当に


★7月10日
2階のベランダの方に向かって伸びています。


★7月15日

とっても元気に育っていました。
ところが・・・
水耕栽培の一番のデメリット、水を切らしてしまいました。
★7月16日
ぐったり萎れています。


水耕栽培の最大のメリットは常に根のまわりに水と肥料が流れているため、植物がいつでも十分水や肥料がもらえると安心して伸び伸びと生長することです。
ですが、それは水と肥料の流れが続いているからで、それが切れてしまうと一度に萎れてしまいます。
※こんな場合は以下の記事をご参照ください。
「萎れたトマトは再起するか? 店長の失敗談」
「水耕栽培って過保護だから弱いんだよね」
そう話す人もいるかもしれません。
ここで植物の立場からのお話。

「僕たち植物はいつでも一生懸命に与えられた環境で精一杯できることをしているんだ。
だから、水耕栽培の環境だったら、いっぱい水も肥料ももらえるから、手抜きをせず、さぼらず旺盛に生長する。
それはその環境が続くと思っているから。
逆に土で余り育てない植物はさぼっているんじゃないんだよ。
水や肥料がたくさんもらえない環境なのに、背伸びして大きく育っても自分が痛い目に会うだけだと分かっているから無謀な生長はしないんだ。
だからこそ、少々雨が降らなくても耐える力にエネルギーを注いでいるんだ。
つまり、いろいろな環境で生長に力を注いただり、耐える方に力を注いだり環境に合わせてがんばる所を変えてるんだ。
どっちが優れていて、どっちが劣るってことではないんだよ。
人はすぐ「これじゃダメだ」「過保護だからダメなんだ」とダメなことばかり言うけど、どうして僕たちがそうしているのか考えて欲しいんだ。
水耕栽培では一度水を切らしてしまうと、そのダメージは大きいです。
土の栽培にはありえないくらい、ぐったり萎れてしまうんだ。
僕たちは水耕栽培の環境だと、それがずっと続くと想定して生長しているんだもの。
そうじゃなくなった時には『そんなつもりじゃなかったのに』ってことになっちゃうんだよ。」

今回のキュウリ、水切れに気づいてすぐまた水を入れたけど、やっぱりこれで弱ってしまいました。
そこからは収量が激減。
★8月22日


でも8月16日までに1本のきゅうりの株から207本の収穫ができました。

7月16日に水切れがなかったら、とも思いますが、そんな状況でもがんばって実ってくれたきゅうり君でした。

おいしいきゅうりをありがとう!
他にもこんなにミニトマトを収穫できたりするよ。

ホームハイポニカ601型で1株から2224ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから

ホームハイポニカSarah(サラ)で1株から5145ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから
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