トマト・ミニトマトの葉に白い斑点が… 原因は?(移動後や定植後の葉焼けについて)
葉に白い斑点がある。
虫?病気?

いろいろ原因はありますが、定植後の葉焼けが原因の場合があります。
例としては
3月から室内で育苗していた苗を3/30に室内から屋外に移動させました。
3日後
室内の環境から屋外の環境に変わったため、急な強い日差しで焼けたり、急な温度の変化などで葉が焼けてしまいます。
この症状は最初小さな細かい点だったが大きく広がるように見えますが、新しい葉には発症しないのが特徴です。
3週間後の写真を見てもらうと、焼けた葉の症状はひどくなっていますが、他の葉は同じ症状は出ず元気です。
3週間後
室内から屋外への移動だけでなく、買ってきた苗を定植した直後も同じような症状がみられます。
もともと販売されている苗はどこかのビニールハウス内で育苗されたもの。
トラックで移動したり、店舗で展示された時に焼けた可能性もありますし、土に植わった状態から水耕に移植した時の環境変化で葉焼けをする場合もあります。

こちらは4/4に購入した苗を定植した10日後の葉焼けの症状です。 これだけ葉が傷んでも、その後に出てくる葉には症状が出ません。
このように植物は環境変化に弱いところがあります。
でも、それでも新しい環境に適応して強く育ってもくれます。
定植や移動の後に発症し、それ以降新しい葉に増えないようであれば、気にせずそのまま栽培を続けてください。
ただ、似たような症状にハダニの被害があります。
ハダニの被害
ハダニの場合は葉裏をじーと見ていると、小さなダニが動いているのが分かると思います。
また放置すると新しい葉にも増えてきます。
この場合は放置せず、ハダニの対処をしてください。
以下に詳しく記載しています
ここでとまとんから
「室内やビニルハウスで育った苗を『ひよわだから葉焼けする』なんて声が聞こえてきそう…
でも僕たち植物はいつでも一生懸命に与えられた環境で精一杯できることをしているんだ。
もし僕らが最初から屋外で育っていたら、寒さや雨風に身を守ることに力を注いで、キュッと縮こまって、葉を固く厚くして身を守ったはず。
でも、室内やビニルハウスの環境だから、縮こまって守ることに力を注ぐのではなく、伸び伸びグングン育つ方に力を注いだんだ。与えられた環境でできることをがんばっていただけなんだ。
手抜きをせず、伸びることができると思ったから、そうしたんだよ。
だって、急に環境が変わるって知らないんだもの。
急に環境を変えたのは何故?
それは、育てる人がちょっとでも早く収穫したいと思ったから、寒い冬に室内やビニールハウスで苗を育てて、温かくなってから外に出したんでしょう?
僕たちじゃなく、育てる人の都合でしょう?
なのに、なのに、ひ弱だとか、ダメだとか言わないで欲しいんだ。
どうしても早く収穫したくて、そうしたのなら、少しでも急な環境変化を小さくするようして欲しいの。
僕たちはそれでも変わった環境に慣れようと頑張ります。
結果だけ見ないで、どうしてそうなったのか考えて僕たちを育ててください。

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