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屋外ビニールハウス・室内窓際で越冬したミニトマトの栽培比較

2018年→2019年の冬、3つのパターンで越冬したミニトマトの栽培をご紹介します。
それぞれのミニトマト君がそれぞれの環境でできる精一杯の生長をしてくれました。

前回紹介した「屋外栽培のまま、たまたま偶然越冬したミニトマトの栽培経過」もご参照ください。
①屋外で偶然越冬(全く何も対処せず、たまたま越冬したミニトマト)
2018年春定植→2018年夏に株元が傷みしおれる→対応してすこしずつ回復→越冬→2019年6月再収穫→2020年1月まで収穫
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今回は②③の事例のご紹介です
②ビニールハウスで囲って越冬
2018年9月挿し芽→12/27屋内窓際に移動→2019年2/8初収穫→4/7屋外へ→12月まで収穫

③室内窓際で越冬
2018年9月挿し芽→12/7ビニールハウス内へ→2019年3/8初収穫→4/20屋外へ→12月まで収穫

9/10挿し芽
元気なシュガープラム・濃いあまの脇芽を取って、屋内で水に浸けました
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9/15
挿し芽5日後
根が出てきたので、屋外のホームハイポニカ601型に定植しました。
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9/28
順調に生育しています。
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10/16・11/6の様子
秋なので春ほど旺盛な生育ではないけれど、順調に生育。
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12/7
濃いあまの方を屋外のビニールハウスに入れました。
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このビニールハウス、密閉されたビニールハウスではありません。
穴空きのビニールを使用しています。
理由は程よく換気するためです。
ビニールハウスは密閉に近づけることで温度を保つメリットもありますが、逆に高温になりすぎたり、湿気がたまりすぎて病害虫が増えたり、いいことだけではありません。
今回、霜や雪、極端な冷気から守ることを目的でビニールハウスを設置しました。
ストーブなどの加温機能がないので、夜温は下がりますし、お天気じゃないと温度は上がりません。
農家さんが利用するビニールハウスはもっと大きく、空間が広いので温度や湿度の変化が極端になりにくいですが、小さいビニールハウスは環境変化が極端になりすぎることに注意する必要があり、あえて穴空きのビニールハウスにしました。

ビニールハウスについて以下の記事もご参照ください
「ビニルハウスを使うとどれだけ終了UP?」
「ビニルハウスを使うデメリットを知って効果的に利用しよう」
「比較栽培実験の結果 ビニルハウスの有無のメリットデメリット」

12/14の様子
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12/27の様子
屋外で栽培していたシュガープラムを室内の窓際に移動させました。
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設置した室内はほとんど物置状態で人が利用しない南側の部屋です。
お天気がいい日は日差しがあり、気温が上がりますが、ストーブなどの加温はしていないので、曇りの日は気温が低く、早朝も屋外程ではないけれど、冷えると10℃を切る日もあります。

2019年1/16の様子
ビニルハウス内の濃いあまの葉色が悪くなってきました。
トマト類は寒さに当たるとまず葉色が紫色になってきて、白っぽく脱色したようになってきます。
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2/8
屋内窓際のシュガープラムは初収穫!
糖度は9.0で甘くておいしい!
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一方、ビニールハウス内の濃いあまはどんどん葉色が悪くなります。
念のため肥料不足かもと、液肥を更新してみるも、一向に回復せず。
同じような経験があるので、この時期の葉色が悪くなるのは液肥の問題より寒さの問題だと思われます。
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2/26
室内窓際のシュガープラム
ぽかぽか窓際で伸び伸び生長。
更に収穫。糖度10.0 9.5ととっても甘い
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2/26
ビニルハウス内濃いあま
葉色は悪いままだが、すこしずつトマトが赤くなりかけている。
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3/8
ビニルハウス内濃いあま
初収穫 糖度6.7だが中玉でこの糖度、とってもおいしかった
外気に近い箇所の葉色は悪いままだが、株元や葉に覆われた内部の生長点は正常な緑の葉が出てきた。
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3/30
室内窓際シュガープラム
ぽかぽか窓辺で75個の大量収穫。糖度は11もあってとっても甘くておいしい。
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4/7
室内窓際シュガープラムを屋外に移動
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窓際栽培を屋外へ移動するタイミングはいつも悩みます。
室内窓際は確かに温度の条件はいいですが、日差しの条件が春になると徐々に悪くなってきます。
室内の日差しの条件についてはこちらの記事をご参照ください。
「窓際と屋外との照度の違い やっぱりお外でしっかり太陽が一番」
弱い日差しのもとで育っている植物を強日照の環境に移動すると、葉焼けを起こすことがあります。
では、早く屋外に出せばいいかと言うと、4月は急な寒気があったりして、タイミングが悪いと気温変化のストレスやほぼ無風環境だったところから、風がある環境への変化についていけないこともあります。
完璧な移動タイミングはなく、どうしても日照・温度・風・雨など変化は小さくても必ずあり、萎れて生長が一時停止することはよくあることです。

今回の場合も少し萎れはありました。

4/9
ビニルハウス内純あま
暖かくなってきて、多くの生長点が通常の葉色になってきました。
元気に若芽を出しています。
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4/13
室内から屋外に移動したシュガープラム
屋外の環境にも馴染み、105ケのミニトマトを収穫。
糖度は11.5も!甘くておいしい。
この時期にミニトマトを収穫できるのも、冬場室内窓辺で養生したおかげです。
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4/13
ビニールハウス内濃いあま
こちら冬の寒気をビニールハウスに遮ってもらい、3月からの暖かさで生長して、69ケも収穫。
糖度も9.0 8.0ととってもおいしいです。
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4/20
ビニールハウスの濃いあま
ビニールハウス内から屋外へ出しました。
室内窓辺から屋外に移動するタイミング程ではないけれど、ビニールハウス内から屋外に出すタイミングも同様に悩みます。
多少のショックは致し方ないですが、4月中旬には屋外環境に移動させたいです。
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6/6
濃いあまは6/6までに557ケ収穫
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シュガープラムは6/6までに810ケ収穫
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9月挿し芽で2月や3月から収穫開始しているので、以下の4月に苗を定植したミニトマトよりも春の段階でたくさん収穫できるのがミニトマトを越冬させるメリットです。
6/11
4月13日に買ってきた苗を定植したミニトマトはここでやっと収穫開始です。
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7/26 シュガープラム
半面、春にたくさん実をつけて収穫するので弱るのも早い傾向にあります。
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8/2 濃いあま
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9/5
9月になって少し涼しくなると夏のダメージから一時休んだ樹が新しい芽を出させ始めます。
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10/10
2018年9/10挿し芽なので1年を超えて栽培していることになります。
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11/7の様子
濃いあまは1638ケ シュガープラムは2037ケ収穫してます
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2020年1/8の様子
寒さですっかり枯れ、実も落ちました。
12/16に最終の10ケを収穫して 1858ケ収穫して栽培を終わりました。
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シュガープラムの方も12/1に22ケ収穫したのが最後で通算2236ケ収穫して栽培が終わりました。
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9月に挿し芽をして室内窓辺で越冬したシュガープラムとビニールハウス内で越冬した濃いあまの栽培経過をご紹介しました。
霜や雪に当たらなければ低温でも温暖な瀬戸内地域では越冬が可能でした。
3月4月に種まき・苗から栽培するようりもうんと早く、2月3月から収穫開始し、4・5・6月にたくさん収穫できるのが秋挿し芽、越冬栽培のいいところです。
ただ、春にたくさん実をつけるので、夏の弱りは早い気がします。

とまとんの僕の話も聞いてよ
とまとんぼくの話を聞いてよ01

9月に挿し芽をしても霜や雪に当たらないようにすればトマトも越冬できるんだよ。
でも、光の条件や温度の条件、湿度の条件など気にして欲しいです。
特に、室内から屋外へ、ビニルハウス内から屋外へ移動する時はどうやっても、僕たちにとっては急な環境変化でダメージがあるんだ。
そのタイミングはよーく考えて天気予報を見て先に低温がないか確認して移動させてね。
移動前に少しずつ窓を開けて外気の風に当ててくれると、少しずつ慣れることができるよ。

早く収穫できるけど、その分、夏の暑さの頃、弱りやすい可能性もあるんだ。
だって春からずっとたくさんの実をつけてきたんだから。

どんな植物もその時その時に一番できることを精一杯して生長してるんだ。
だから、育てる環境によって結果は違うけど、他の条件の植物と比べて、一時的な結果だけ見て僕たちが悪いとかいいとか評価しないで。
悪い時もあればいい時もあるんだよ。
いろんな時期のいろんな条件でがんばってる僕らを見てください。

とまとんでした
とまとんでした01

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ホームハイポニカ601型で1株から2224ケのミニトマトをとった栽培事例の記事はこちらから




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