fc2ブログ

水耕栽培は連作障害がない?

 「水耕栽培は連作障害がなくていい」一般に言われてますよね。
そもそも連作障害ってのが何なのか?

連作障害は同じ作物を同じ場所で続けて栽培すると起こる生育障害のことです。
でもその原因はいろいろで代表的なのは以下の3点です。

原因①肥料成分の不足・過剰
肥料の組成がその作物にあっていないと特定の微量要素が不足したり、
逆に土の中に残って過剰な状態になったりして生育障害を起こす。

原因②根から出る分泌物が蓄積
植物は根から水や肥料を吸収するだけでなく、
自ら何らかの分泌物を出したりもします。
それが過剰に蓄積することで生育障害を起こす例があります。

原因③病害虫が住み着く
同じ作物を続けて栽培しているとその作物が好きな害虫や病気が住み着き、
虫害や病害が発生しやすくなる。

水耕栽培の多くは1回栽培をすると使っていた液肥を捨てて、
装置を軽く洗浄し、新たな水と肥料で液肥を作成します。
だから
原因①の肥料のバランスは新たに整えられるので問題解決!
原因②の分泌物の蓄積も廃棄して新しくするので問題解決!

あとは原因③の病害虫の住み付きです。
害虫に関しては、土中に卵や幼虫が残るものに関しては、
水耕であることで残らないため軽減できます。
でも土以外の周辺にどうしても害虫は住み付きやすくなります。
この点では水耕でも土栽培でも同じように連作障害になります。

そして一番気になるのが根の病気が残るのでは?ということ。
たしかに水で軽く洗浄するくらいでは根の病気は容器に残ります。
農業用のシステムではこれを塩素で消毒したりします。
キッチンハイターのようなものを入れ、装置内を3日間循環させ、
中和剤で消毒液を中和して廃棄し、何度か水洗いをして
新たに栽培用の水と肥料を入れて殺菌します。

そんな面倒なことをしないとダメなの?
いえ、家庭用で栽培を楽しむ程度ならその必要はありません。

農業での栽培は一度栽培を始めると1年程度液肥を変えず、
長期で栽培します。
その場合は少しの根の傷みも大きな減収になりますから大問題。
それを回避するために消毒を行いますが、
家庭菜園で栽培を楽しむ程度なら菌で根が傷んで弱る前に、
寒さなど季節の問題や他の害虫などの問題で作物が弱って
栽培を終えることがほとんどです。

家庭菜園で水耕栽培を楽しむなら消毒などせず水洗いで十分です。

ただ、水耕栽培にもいろいろ。
循環式の水耕栽培のホームハイポニカは根圏環境に酸素を十分与える仕組みになっているので根の病気も出にくいですが、循環が弱かったり、ぶくぶくが少なかったり、あるいは全く養液が拡販されないような仕組みの水耕栽培の場合は根の病気が出やすい可能性もありますのでご注意ください。

土の栽培でも連作障害を回避する方法はいろいろあります。
土壌消毒とか微生物の利用とか・・・。
水耕だから連作障害が全然ないともいえないですし、
土栽培だから連作障害が必ずあるとも言えませんが、
比較的水耕栽培の方が連作障害を簡単に回避できるとは言えそうです。


にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
にほんブログ村
ブログ村のランキングに参加しています。
ポチっとしてもらえると励みになります。よろしくお願いします。

水耕栽培ごきげん野菜に来てねお店のホームページにも水耕栽培情報満載です。遊びに来てくださいね。

水耕栽培と言っても簡単な自作水耕からハイポニカまでいろいろですから、お迷いの方は以下をご参照ださいね。



ホームハイポニカシリーズの比較はこちら
ホームハイポニカの比較.gif

スポンサーサイト



Youtubeおすすめ動画


水耕栽培でミニトマトを5666ケ収穫 ホームハイポニカMASUCO(マスコ)【とまとん母さんの水耕栽培で家庭菜園】
【水耕栽培】初心者でも鈴なりミニトマトができる5つのポイント【とまとん母さんの水耕栽培で家庭菜園】